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出来上がったコーヒーを味わう
出来上がったコーヒーには個性があり、香りや味わい、舌触りなど、集中して味わうと違いがよく分かります。美味しい一杯のコーヒーを楽しみましょう。
step1 香り
コーヒーは生豆を焙煎する時から、豆を挽き、抽出して味わう段階までとてもいい香りを放ちます。
香りも様々で、深煎りは焦げたような匂いが強いですし、浅煎りでも豆の中心まで火がしっかり通っていなければ生焼けのムッとしたような香りもします。
抽出するときの香りが味わいにもつなっがていることを感じることもできるでしょう。
step2 味わい
コーヒーの代表的な味と言えば「苦み」、次いで酸味といったところ。
さらに細かく分けていくと甘み、コク、風味、渋みが挙げられます。
それぞれをさらに細かく分類し、焦げたような苦み、深みのある苦み、華やかな酸味、酸っぱい、あっさりした甘み、どっしりしたコク、などのように表現することもできます。
味わいに関しては人それぞれの好みがあるので、極端な話、苦いコーヒーが苦手という方に有名なコーヒー屋さんの深煎りをおすすめしても、美味しいと感じてもらうのはとても難しいことでしょう。
良いコーヒー=美味しいコーヒー、というわけではないところが難しくもあり、面白いところでもあります。
お砂糖とミルクを追加するのはちょっとしたアレンジドリンクのようなものです。まずはブラックで、その後にお砂糖やミルクをいれて一杯のコーヒーで違う味を楽しむのもいいですね。
step2 舌触り
コーヒーを口に含んだ時の舌触りは、味わいと同じくらい重要な役割があります。
なめらかだったり、さっぱりしていたり、フレンチプレスで淹れたコーヒーには微粉が混ざって少しざらつきを感じたりもします。
コーヒーを飲んでいるときも飲みほした後も不快な感じが舌に残らなければ、良いコーヒーと言えるでしょう。
コーヒーは淹れてから冷めるまで少しずつ感じ方が変わり、美味しいコーヒーは最後まで美味しいまま楽しむことが出来ます。